愛犬と暮らす飼い主さんにとって「在宅で働く」という選択肢は、とても魅力的に映るのではないでしょうか。
通勤がなく、愛犬とずっと一緒にいられる暮らし方に憧れる一方で、「本当にできるのかな?」と不安に思っている人も多いと思います。
私も、以前は会社勤めでしたが、愛犬をひとりにさせる生活に違和感を感じ、思い切ってWebライターとして在宅で働く道を選びました。
この記事では、在宅ライターとして働きながら、愛犬と暮らす筆者のリアルな「1日のスケジュール」をご紹介します。
在宅ワークに興味はあるけれど、うまくやれるか不安な方が「自分にもできそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
犬と暮らす在宅Webライターの一日のスケジュール

ここでは、実際に犬と暮らしながら在宅Webライターとして働いている筆者の1日のスケジュールをご紹介します。
- 7:00〜起床・愛犬のお世話・朝の散歩
朝の新鮮な空気を吸いながら、愛犬と朝のお散歩。
朝ごはん・家事・メールチェック
朝ごはんと簡単な家事を済ませたら、パソコンに向かい、メールやチャットをチェックします。
- 9:00〜12:00午前の仕事タイム
午前中の最も生産性が高まる時間帯に、集中して案件に取り組みます。
朝しっかりお散歩して、愛犬は気持ちよくお昼寝中です。
- 12:00〜13:00お昼ごはん・休憩
お昼ごはんを食べて、休憩。
- 13:00〜15:00午後の仕事タイム①
引き続き、執筆に取り組みます。
- 15:00〜15:30休憩・おやつタイム
愛犬と一緒におやつタイム。
- 15:30〜18:00午後の仕事タイム②
午後の後半は、仕上げの執筆やクライアントさんへの納品作業など。
余裕があれば、ブログの執筆なども。
- 18:00〜就寝まで夕方の散歩・夜ごはん・リラックスタイム
仕事が終わったら、夕方の散歩と夜ごはんの時間。
テレビを見たり、本を読んだり、愛犬とソファでゴロゴロしたり。
7:00〜|起床・朝のルーティン
朝は、だいたい7時頃に起きます。
まずは、愛犬のトイレやごはんのお世話を済ませます。
身支度をして、愛犬とゆっくり朝のお散歩へ。
お散歩から帰ってきたら、ゆっくり朝食をとりながら、簡単な家事や仕事のスケジュール確認をします。
9:00〜12:00|午前の仕事タイム
午前中は、集中力が高まる時間帯。
メールやチャットの対応や執筆の下調べ、構成づくりなどを行います。
愛犬は、朝の散歩やごはんを食べて満足して、お気に入りのベッドでスヤスヤ眠っているので、集中して作業ができます。
12:00〜13:00|お昼ごはん・休憩
お昼ごはんを食べて、休憩。
愛犬とスキンシップを楽しんで、リフレッシュします。
13:00〜15:00|午後の仕事タイム①
午後の執筆に取りかかります。
この時間帯は、少し気が緩みやすいので「ポモドーロ・テクニック」を使って集中時間を区切る工夫をしています。
仕事の合間の、ちょっとした休憩時間に愛犬とスキンシップができるのもモチベーションの維持につながっています。
15:00〜15:30|休憩・おやつタイム
午後のリフレッシュタイム。
自分にはお茶と甘いおやつ、愛犬にはお気に入りのおやつを用意します。
15:30〜18:00|午後の仕事タイム②
午後の後半は、仕上げの執筆やクライアントさんへの納品作業など。
余裕があれば、ブログの執筆なども行います。
気を抜くとダラけてしまう時間帯なので、BGMを変えたり「仕事モード」に切り替える工夫を取り入れています。
18:00以降|夕方の散歩・夜ごはん・リラックスタイム
18時を目処に仕事に区切りをつけて、夕方の散歩や夜ごはんの支度に入ります。
在宅ワークでは、「仕事の終わりの時間を決める」のも大切です。
愛犬も、日中たっぷりお昼寝をして少し活動的になる時間帯です。
夕方のお散歩に出かけて、一日中パソコン作業で凝り固まった心と体をリフレッシュ。
在宅ワークは、室内にこもりがちになりやすいので、外に出る時間を意識的に取るようにしています。
夕食を済ませたあとは、テレビを見たり、本を読んだり、愛犬とソファでゴロゴロしたり…就寝までの時間を、愛犬とのんびり過ごします。

1日の締めくくりに、5年日記を綴りながら今日を振り返るのが日課です。
なぜ在宅ワークを選んだのか?

会社員として働いていた頃は、朝早く家を出て、帰ってくるのは夜。
仕事が忙しい日ほど、愛犬を長時間ひとりにさせてしまうことが、心のどこかで気がかりでした。
「この働き方のままでいいのかな…?」と、ふと立ち止まって考えるようになったのが、在宅ワークに興味を持ち始めたきっかけです。
そんな思いから、思い切ってフリーランスの道に踏み出し、在宅ライターとして働き始めました。
もちろん不安もありましたが、愛犬との時間を大切にできる毎日が、私にとって何よりの幸せになっています。
この働き方は、単に家で仕事ができるというだけではなく「大切な存在と一緒に過ごす時間」を大切にできる選択だったと思っています。

愛犬のそばで働ける在宅ライターの道を選びました。
犬と暮らす在宅ワーカーのリアルな悩みと工夫

在宅ワークには自由さがありますが、犬と一緒に過ごすからこそ感じる小さな悩みもあります。
ここでは、筆者が実際に感じた困りごとと、それに対してどんな工夫をしているかをご紹介します。
吠え対策
在宅ワーク中に困るのが、突然、愛犬が吠えだしてしまうこと。
オンラインでの会議やインタビューの最中に「ワンワン!」と吠えられると、ヒヤッとすることも。
私は、会議やインタビューの前には、しっかりお散歩に連れて行って、愛犬が落ち着ついてお昼寝して過ごしてくれるようにしています。
カーテンや窓を閉めて、外の刺激や物音を減らすように気をつけ、愛犬が静かに落ち着いて過ごせる環境づくりを心がけています。

愛犬が落ち着いて過ごせるように、環境を整えることが大切です。
甘えん坊対策
仕事中に愛犬が「ねえ、あそぼ?」と寄ってくるのは可愛いけれど、集中したいタイミングでは悩ましいもの…。
在宅ワークでも、仕事に追われていると、ついつい愛犬のことが後回しになってしまうこともあります。
「仕事の時間」と「愛犬との時間」をバランスよく両立するために、私は「仕事中は静かに」「この時間は、一緒に遊ぶ」とメリハリをつけ、愛犬にも「日課」として覚えてもらうようにしています。
犬は、習慣性の強い動物だといわれています。
在宅ワークでも、規則正しいスケジュールを心がけると「日中は、静かにお昼寝」「夕方になったら遊んでもらえる」など、愛犬も一日の流れを覚えて行動を合わせてくれるようになります。

犬の習性を理解して、お互いが自然に心地よく過ごせるように工夫しています。
集中力を保つ工夫
愛犬がお利口さんでも、自分自身の集中力が切れてしまうこともあります。
重要な作業は、集中力を保ちやすい午前中にしたり、「ポモドーロ・テクニック」(25分間作業+5分間休憩を1セットとして繰り返す時間管理術)を活用して、集中力を維持できるように工夫しています。

作業の合間に、短時間の仮眠や軽いストレッチをしたり、BGMや香りを変えたりするのもおすすめです。
快適な空間づくり
家の中で仕事をする「在宅ワーク」だからこそ、愛犬も自分も快適に過ごせる空間づくりが大切です。
私は、仕事机の下に愛犬のベッドを配置しています。
仕事スペースに愛犬の居場所も作ってあげることで、仕事中も近くにいられて、甘えん坊の愛犬は安心して過ごすことができるようです。

足元で安心して眠っている愛犬の顔を見ると、私もほっとします。
まとめ|愛犬のために在宅ワークを検討しているあなたへ

もし、愛犬のために在宅ワークという働き方に少しでも興味があるのなら、できることから一歩を踏み出してみてほしいと思います。
特別なスキルや完璧な準備がなくても、できることから少しずつ始めることで、自分に合った働き方が少しずつ見えてきます。
私も、最初は不安ばかりでしたが、愛犬と過ごす時間を優先できる暮らしに変えたことで、今では毎日がとても充実しています。
大切なのは、「こんな暮らしがしたい」と思う気持ちを大事にすること。
犬と一緒に過ごす時間を大切にしながら、自分らしく働ける「在宅ワーク」という選択肢が、あなたにとっても心地よい道になるかもしれません。