愛犬との時間が取れず、悩みを抱えながら働く会社員の方も多いのではないでしょうか?

私も、愛犬に留守番ばかりさせる毎日に違和感を感じ、在宅ワークに転職しました。
この記事では、筆者の体験談をもとに会社員時代と在宅ワークへ転職後の暮らしを比較しながら、愛犬との時間や働き方がどう変わったのかお伝えします。
「愛犬との時間にモヤモヤを感じている方」や「働き方を見直したいと考えている方」にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
会社員時代の暮らし

会社員としてフルタイム勤務していた頃は、毎日が時間との戦いでした。
朝6時に起きて、愛犬のトイレや食事、お散歩、ブラッシングなどのお世話をしたら、今度は自分の出勤準備。
ほとんど「作業」のような感覚で、慌ただしい朝が過ぎていきました。
出勤後は、ペットカメラで愛犬の様子を確認しながら心配して過ごす毎日。
昼休みに、愛犬の様子を見に一時帰宅することもありましたが、「もっと一緒にいたい」という気持ちはぬぐえませんでした。
仕事が終わって、くたくたで帰宅すると、休む間もなく、すぐにお散歩や食事のお世話をしなくてはいけません。
元気いっぱいで迎えてくれる愛犬に癒やされながらも、体力と時間の限界を感じていました。

「この生活を、ずっと続けていくの?」と思い悩むこともありました。
在宅ワークに転職して変わったこと

在宅Webライターへ転職してから、働き方だけでなく、暮らし全体に大きな変化がありました。
ここでは、筆者の会社員時代と在宅Webライターになってからの生活を5つのテーマで比較しながら、感じたことをお伝えします。
ペットとの時間が増えた
会社員時代:長時間の留守番が当たり前、いつも心配
会社員のころは出勤中、愛犬はひとりで長時間のお留守番。
ペットカメラを確認しながら「寂しそう」「退屈してるかな」と、いつも心配していました。

散歩やスキンシップの時間も満足に取れず、罪悪感を感じていました。
在宅ワーク後:いつもそばにいる安心感
在宅ワークになってからは、いつもそばにいられるようになって、安心感が生まれました。
愛犬と、ふと目が合うだけで癒されますし、仕事の合間に声をかけたり、撫でたり、自然とコミュニケーションが増えました。

愛犬のそばにいられることが、一番の喜びです。
心の余裕ができた
会社員時代:毎朝バタバタ、心の余白ゼロ
会社員時代は、6時に起きて、身支度やペットの世話、出勤準備…と、朝からバタバタフル稼働。
時間に追われる生活で、愛犬の世話も「義務」に近い感覚になってしまっていました。

余裕のなさが、愛犬にも伝わっていたように感じます。
在宅ワーク後:ゆったりした朝と穏やかな日常
在宅ワークになってからは、7時に起床、朝の散歩や食事もゆっくりに楽しめるようになりました。
スケジュールに余裕がある分、心にも余白が生まれました。

愛犬との時間を楽しむことができるようになりました。
自由に時間を決められるようになった
会社員時代:通勤と固定スケジュールに縛られていた
会社員の場合、出社の時間が決まっているため、生活全体を会社のスケジュールに合わせるしかありません。
ペットの体調不良や急な予定にも対応しづらく、不安や悩みの種になっていました。

「会社に行かないといけないから仕方ない」と、我慢することが多かったです。
在宅ワーク後:スケジュールを自分でコントロールできる
在宅ワークになってからは、仕事のスケジュールを自分で決められるようになりました。
動物病院やお世話の予定も柔軟に対応できるようになって、気持ちが軽くなったように感じます。
無理のないスケジュールで一日を過ごせることは、私の心と体にとっても大きな変化でした。
働く時間も休む時間も自分で整えられるようになったことで、以前よりもずっとストレスが減り、暮らし全体が快適になったと実感しています。

自分の予定に合わせられるので、ストレスが減りました。
収入が不安定になった
会社員時代:収入は安定するけれど、時間を売っている感覚
会社員は、毎月決まった収入が入る安心感はあるものの、愛犬と自分の時間を犠牲にしている感覚がありました。
「大切なものを犠牲にして、なんのために働いているのかわからない」と感じる日々に疲れていました。

安定はあっても、大切なものを犠牲にする働き方に、疑問を感じていました。
在宅ワーク後:収入に波はあるが、納得して働けている
Webライターの場合、受注する案件によっては、月の収入が変動する可能性があります。
けれど、「働いた分だけ収入が上がる」という手応えとやりがいを感じています。

頑張った分、稼げたときの満足感があります。
仕事に充実感が生まれた
会社員時代:生活のために働く「義務感」
会社員の仕事は、「やらなきゃいけない」という義務感が強く、モチベーションを保つのが難しいと感じることもありました。

帰宅後は疲れて、愛犬と向き合う元気もありませんでした。
在宅ワーク:「主体的」な働き方へ
在宅ワークになってからは、「働きながら暮らす」ではなく、「暮らしの中に仕事がある」という感覚。
暮らしを軸に「好きなこと」を仕事にできるので、無理なく「主体的」に働けるようになりました。

愛犬との時間も仕事も、どちらも大切にできるようになりました。
在宅ワークの理想と現実

在宅ワークには自由や柔軟さがありますが、実際にやってみてわかる課題もありました。
ここでは、筆者が在宅Webライターになって感じた理想と現実の違いについてお伝えします。
時間の管理が難しい
在宅Webライターは、自分でスケジュールを組めるのが大きな魅力ですが、誰も管理してくれない難しさもあります。
「午前中はゆっくりして、午後から頑張ればいいか」と思っていたら、気づけば夕方…。
結局、夜に作業がずれ込む…という悪循環に陥ることもありました。
時間を自由に使える分、「自分をコントロールできていない」と感じることがストレスになりました。
「午前:下調べ、午後:執筆」など、一日の作業の流れを「ざっくり見える化」することで、全体の作業量が把握しやすくなって行動管理しやすくなりました。

自己管理が大事だと感じました。
仕事とプライベートの境目が曖昧になる
仕事場が自宅だと、オンオフの切り替えが難しいと感じました。
やる気になったときに集中できるのは良い反面、気づけばご飯も食べずにずっと作業してしまうことがあります。
ちょっとだけ休憩しようと思ったら、そのまま1時間経過…なんてことも、在宅あるあるです。
仕事をスタートするときに、作業用のポモドーロ・タイマーのBGMを流したり、仕事が終わったらパソコンを棚にしまうなど、「モードチェンジ」を意識することで、オンオフを切り替えるようにしています。

スイッチがあると、切り替えがぐっと楽になりました。
給与と報酬の違い
在宅Webライターを始めたばかりの頃は、「必要な収入を得られるかな?」「そもそも仕事を受注できるのかな?」という不安がありました。
会社員時代のように、決まった業務や固定給があるわけではありません。
在宅Webライターの場合、自分で案件を探して提案し、受注する必要があります。
最初は、思うように契約が取れなかったり、単価の安い仕事しかできなかったり…。
収入も月によって波があるので、「この働き方で本当に生活できるのかな」と焦る日もありました。
でも、少しずつ実績が積み上がり、信頼が増えていくにつれて、継続案件や紹介で仕事がつながるようになりました。

収入は不安定ですが、自分で仕事を育てていく面白さがあります。
犬が生活リズムを整えてくれる
愛犬がいることで、在宅ワークの生活に自然と良いリズムが生まれていると感じています。
「そろそろお散歩の時間だよ」と目で訴えてきたり、「遊ぼう」と鼻先でツンツンしてきたり…。
座りっぱなしになりがちな在宅ワークですが、そんな愛犬からの「ちょっとしたサイン」が、動き出すきっかけになります。
気づけば、無理なく規則正しい生活が整うようになっていました。

愛犬のおかげで、規則正しい生活をキープできています。
理想の一日を自分でデザインできる
在宅ワークの一番の魅力は、自分の暮らしに合わせて働き方を組み立てられることだと感じています。
最初は、時間管理や環境づくりに戸惑いもありましたが、少しずつ自分に合うリズムがわかって、無理のないスタイルに整えていけるようになりました。
朝は集中力が高まりやすいので思考系の作業にあてて、午後はルーティン業務、夕方は愛犬との散歩でリフレッシュ…。
作業環境も、好きな音楽を流したり、観葉植物を置いたり、愛犬が安心して眠れるスペースを用意したり、自分に合わせて整えることができます。
一日の流れを自分でデザインできるのは、会社勤めでは得られなかった自由です。

愛犬との時間を大切にしながら働ける、理想の暮らし方です。
まとめ|在宅ワークは愛犬と快適に暮せる理想の働き方

「毎日仕事に追われて、愛犬との時間がない…。」
そんな悩み、私もずっと抱えていました。
「このままの働き方でいいのかな?」とモヤモヤしながらも、働き方を変えることは、やっぱり不安でした。
それでも、私が在宅でWebライターという働き方を選んだのは、ただシンプルに「もっと愛犬と一緒にいたい」と思ったからです。
最初は不安もありましたが、今は自分と愛犬のペースで暮らせる毎日に、心から満足しています。
私にとっての理想の働き方とは、愛犬との時間も、自分自身のゆとりの時間も「どちらも大切にできる」こと。
在宅ワークは、その両方をかなえてくれる、今の私にぴったりの働き方でだと感じています。