この記事では、筆者が愛犬との暮らし方に悩んだ経験から、「犬と一緒にいられる働き方」への転職を決意した体験を綴っています。
在宅ワークに転職したことで変わった日常や「Webライター」という働き方との出会いもご紹介します。
「愛犬のために、今の働き方を見直したい」と考えている方の、ご参考になれば幸いです。
愛犬の留守番に悩んでいた会社員時代

会社員時代、私は朝から晩まで外で働いていました。
当時、先代犬と暮らしていた頃は、朝7時に家を出て、帰宅は夜8時過ぎの生活。
残業があれば、帰宅が夜10時を過ぎてしまったり、出張があれば数日ペットホテルに預けることも…。
ほとんどの時間を、愛犬はひとりぼっちで過ごしていたのではないかと思います。
最初は「仕事には行かないといけない。こればっかりは仕方がない」と思っていました。
ある日、私が出かけようとすると、愛犬が一緒に外へ出ようとするようになりました。
動物病院で相談すると、「分離不安かもしれません」との診断。
「寂しさを我慢させてしまったんだ」と、気づいた瞬間でした。
それからというもの、家に残してきた愛犬のことが気になって、仕事に集中できず、毎日が心苦しいものでした。

仕事に行こうとすると、必死で追いかけてくる愛犬の姿が頭から離れませんでした…。
在宅ワークへ転職を考えた理由

在宅ワークを真剣に考えるようになったのは、先代犬との最期の朝がきっかけでした。
その日の朝、愛犬の様子がいつもと違うことに気づきました。
呼吸が苦しそうで、ぐったりしていて、明らかに様子がおかしいと感じました。
小さな体を抱きしめて、目を見たその瞬間「あ…もう、お別れかもしれない…」と、直感しました。
愛犬は、そのまま私の腕の中で亡くなりました。
最後のときくらい、ゆっくり一緒にいてあげたかったけれど、どうしても仕事を休めず、涙をこらえて家を出るしかありませんでした。
愛犬の最期を見送ることができたのは、本当に運がよかったと思います。
けれど、ひとりぼっちの時間を過ごさせてしまった後悔は、今も消えることがありません。
次に子犬を迎えることになったとき、できる限りの愛情と時間を注ぎたいと思いました。
もう「寂しい思いをさせて仕事に行く日々」は、繰り返したくありませんでした。
そこから、「愛犬と一緒にいられる働き方」を、本気で探しはじめ「在宅ワーク」への転職を考えるようになりました。

愛犬の幸せのために、本気で在宅ワークを検討するようになりました。
「Webライター」という選択肢との出会い

在宅ワークを探し始めた頃、私には特別なスキルや資格はありませんでした。
そんな中で出会ったのが「Webライター」という働き方でした。
もともと文章を書くのは好きだったので「これならできるかも!」と感じました。
調べてみると、クラウドソーシングサイトには、初心者向けのライティング案件が多数掲載されていて、在宅未経験の私でも始めやすそうに見えました。
Webライターは、時間も場所も自分で選べるのが大きな魅力です。
「好きなこと×犬との時間を両立できる仕事」が、私にとっては「Webライター」でした。

「文章が好き」という小さなきっかけから、少しずつ働き方が変わり始めました。
在宅ワークにして変わったこと

新しくお迎えした愛犬も、甘えん坊で寂しがり屋な性格でした。
在宅ワークに変わってからは、ずっと一緒に過ごせるので、日々のストレスも少なくなりました。
愛犬はデスクの足元で寝ていたり、お昼休みには一緒に散歩に出かけたり。
特別なことをしなくても、そばにいるだけで満たされている穏やかな時間が、今では日常になっています。
在宅で働ける生活は、愛犬にとっても私にとっても「幸せな選択」だったと感じています。

在宅ワークに変わってから、愛犬とずっと一緒にいられて、毎日とっても幸せです。
まとめ|愛犬のために働き方を変えたい方へ伝えたいこと

私の体験が、愛犬のために働き方を変えることを迷っている方の少しでも参考になれば嬉しいです。
もちろん、在宅ワークに踏み出すのは簡単なことではありません。
私も、最初は「本当に続けられるかな」「生活できるだけの収入になるのかな」と、不安でいっぱいでした。
在宅ワークに変えてからは、愛犬と過ごす時間が増えました。
ふとした瞬間に、安心した表情を見せてくれるようになった愛犬を見て「この選択は間違っていなかった」と、心から思えるようになりました。
すぐに転職できなくても「こういう働き方があるんだな」と知っているだけでも、気持ちはが少し軽くなるはずです。
一歩踏み出したいと思ったときは、在宅でできる仕事を少しずつ調べてみてください。
愛犬との暮らしも、仕事も、どちらも大切にできる未来は、あなたにもきっとつくれます。